不動池から六国峠ハイキング(の一部)

97年9月6日


9月に入っても暑い土曜日、天気も良いし、子供と一緒にどこかに行こうかと思って、前々から一度行ってみたいと思っていた能見台の不動池に行くことにしました。

能見台駅から釜利谷高校行きのバスに乗って能見堂緑地のバス停で降り、左手の住宅用地の道をぬけていくと不動池に着きます。(この日は谷津坂屋さんが仕入れに出かけるというので、車で送ってもらいました。)すぐそこまで住宅があるのに、池はあくまで静かでのどかでした。


不動池

池の先にハイキングコース案内があります。90段近い階段を上がり、さらに少し山道の階段を上がるとハイキングコースに出ます。ここから左に行くと能見堂跡を経て、すぐに金沢文庫駅まで行けます。右に行くと金沢自然公園(動物園)の方に行けます。

まず、能見堂跡です。不動池の上から少し歩くと、柵があって、そこを越えると、何と普通の道に出てしまいます。舗装されていないけれど普通の家の玄関があるから生活道路でしょう。そのまままっすぐ進むとまた柵があって、山道に戻りますので、心配無用。ほんの数分で、能見堂跡に着きます。金沢八景の風景はここから眺めたものということになっており、いまでも、このあたりかが野島方面の眺めは素晴らしいものが有ります。ここは広場になっているので、お弁当を広げることもできます。

今来た道を不動池に戻り、逆方向に進むと、鎌倉天園(「てんえん」。「てんごく」ではない!)までのハイキングコースです。左手に見えていた釜利谷の住宅地も見えなくなり、わずか10分程度で静かな山道になります。アスファルトの道路と違い、木陰の道はさわやかです。ただ、蚊が多かったけど。

このハイキングコースは住宅地とつかず離れずの距離を保っていますが、何個所か住宅地からの入口が有ります。山道を歩いていると、能見台の山の上の配水塔に出てしまいます。12、3年ほど前に通った時は、この配水塔のあたりは区画整理がされているだけで全く家が建っておらず、ハイキングコースから突然異次元空間に出てきたようでとても驚いた記憶があります。


配水塔。巨大です。


道の下はすぐ住宅地ですが、遠景はきれいです。

ここからもう少し進むと、高速道路に出ます。これをくぐって少し行くと、金沢自然公園の入口に出ることができます。ハイキングコースは自然公園を経由して鎌倉まで続きますが、ここまでで1時間以上歩いたので、今日はここまでにしました。ちなみに不動池からここまで、飲み物を売っているところはありません。(山の中だから当然ですが)

ハイキングコースと言っても人の気配が無い個所はほんの少しで、多くは住宅や高速道路が見えますが、たまにはゆっくり土の道を歩いて見るのも良いのでは、と思います。

危ない個所は無いので、小さな子供でも歩けます。服装も軽装でOKです。但し、今の時期は蚊が多いので注意。


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