９８年３月１日
横浜と言えば「港」のイメージが最初にうかぶ人も多いでしょう。３月の春の訪れとともに、あのクイーンエリザベス２世号が昨年に続いて横浜に寄港しました。入港にあわせてインターネットオフ会があり、参加しました。
３月の訪れとともに、すっかり春めいた天気になればよかったのですが、横浜は朝のうちは雪！夕方まで氷雨まじりの強い風が吹く最悪の天候になりました。ＱＥ２は横浜・大さん橋に入港です。大さん橋国際客船ターミナルは平成５年に出来たターミナルで、さん橋のたもとにあり、横浜港を360°見渡すことが出来ます。以前は大さん橋の先端まで見学できたのですが、現在は通常このターミナルから先に立ち入ることは出来ません。
３階の展望デッキは１２時前から多くの人が訪れていました。しかし外は寒い。多くの人が建物の中のガラスから外を見ていました。しばらくして、外のデッキに出る人が多くなり、続いて出てみると、ＱＥ２が見えてくるところでした。ベイブリッジをくぐる頃には横と後ろに何隻かのタグボートを従えています。ベイブリッジの橋げたはＱＥ２が通れる高さにしたそうですが、確かにベイブリッジに届きそうな大きさです。
ゆっくりとした時間をかけてさん橋に近づいてきました。さん橋では音楽隊の出迎えが行われています。春の嵐の中、大変な仕事です。通常立ち入りできないさん橋も今日は開放されており、そちらから見ている人も多くいます。けれど、さん橋の屋根は幅がないので、皆、雨に濡れています。
近づいてくると、巨大です。ターミナルの建物の中からガラスや人垣越しにみても良く見えます。
この日を中心に横浜港では「飛鳥」「オリアナ号」を含め３隻の大型客船が、短い時間ですが揃い踏みでした。
その後、インターネットの仲間と食事をしました。入港の模様や食事の模様はインターネットで全世界に生中継されました。こんな機械で中継出来てしまうのですね。
お茶を飲んで夕方になったら、雨もあがり、かすかに夕日がさしていました。