汽車道から新港地区

98年5月2日


昨年(1997年)の夏にみなとみらい21にクイーズスクエア横浜がオープンしました。同じ時期の7月19日に新港地区にかけての散歩道「汽車道」がオープンしました。最近御無沙汰しているみなとみらい21地区に、連休の一日、訪ねてみました。

汽車道は桜木町から新港地区を結ぶ貨物線の跡を整備した遊歩道です。この貨物線はかつては山下公園を経て山下埠頭まで伸びていたのですが、ずいぶん前から使われていませんでした。

1989年の横浜博の時には、この線路を使って桜木町から山下公園まで列車が走りました。

汽車道の入口です。日本丸がある日本丸メモリアルパークの右手の方に入口があります。朝8時から夕方6時(6〜8月は7時)まで開門しています。

  

線路の部分と遊歩道の部分で、かなり広い散歩道になっています。線路の部分も歩く事ができます。この線路は海の中に2つの長い島を作り、そこを通っています。島を結ぶ鉄橋はアメリカ製です。明治時代に作られたものです。

こちらは新港地区側の入口です。汽車道からは日本丸を手前にランドマークタワーやクイーンスクエアが良く見えます。

新港地区では、いろいろな工事が進められています。汽車道の出口はいきなり工事現場になってしまいました。車輌通行止めですが歩行者は歩く事ができます。このあたりは運河パークやワールドポーターズ(国際取引きの卸、小売、展示、保管)の建築・整備中です。

こちらの口から汽車道に入るのは工事中で案内が少しわかりにくいので注意してください。

工事中の道を左に行くと、赤レンガ倉庫に出ます。現在は整備中で通常中に入ることはできないようですが、1999年には赤れんがパークとして公開される予定です。

ここを左に曲がり、しばらく歩くと、国際橋を渡って、みなとみらい地区のクイーンズスクエアとインターコンチネンタルホテルの間に出ることが出来ます。

新港地区は整備工事の真っ最中ですが、あの大観覧車もこの場所に引っ越して来ます。埠頭では客船用のターミナルも整備されますし、元々税関があったこの地区では、貿易を中心とした町作りが行われることでしょう。


クイーンズスクエア横浜のタワーCの2階(クイーンモール沿い)に住都公団による「みなとみらい21まちづくりギャラリー」がオープンしました。小さなショールームですが、みなとみらい21の工事の様子やマスタープラン等の展示、ビデオ上映、PCによる情報提供や無料のパンフレット、地図の配布などがあります。みなとみらい21の歴史がわかりやすくまとめてありますので、行かれてみてはいかがでしょうか。


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